臨時休業、閉鎖相次ぐ 新型コロナが影響、スーパーや飲食店、銀行


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 従業員やその家族の新型コロナウイルス感染が確認されたなどとして沖縄県内のスーパー、飲食店、銀行では6日までに臨時休業や、一時店舗を閉鎖するなどの動きが相次いだ。

 イオン南風原店は専門店従業員の感染が確認されたことから、6日午後2時に臨時休業した。食料品を含む全館が対象。消毒作業を終え、安全が確認されてから営業を再開する。沖縄セルラー電話によると、イオン南風原店内のau・UQモバイル取扱店の携帯販売スタッフが感染したという。同社は取扱店の受け付け業務を当面停止すると発表した。

 糸満市の和風亭しおざきシティ店は従業員の近親者に陽性者が判明したとして、午前11時40分から臨時休業し店内を消毒した。従業員全員の健康状態が確認されるまで当面の間、臨時休業する。那覇空港ターミナルビル内のロイヤルコーヒーショップ那覇空港店は、従業員の感染確認を受けて午後1時から休業した。営業再開時期は未定。

 沖縄銀行は新型コロナウイルス陽性が確認された客が3月31日になかぐすく支店を利用したことを受け、4月3~4日に支店内を消毒した。感染者が来店した際に業務をしていた行員は自宅待機し健康観察をしている。なかぐすく支店には本部や近隣店から行員を派遣し業務を継続している。