社会

沖縄県平和祈念資料館など4館、10日から臨時休館 新型コロナ影響で 団体キャンセル100件超、平和学習の機会失われる

沖縄県平和祈念資料館=糸満市摩文仁

 沖縄県平和祈念資料館(糸満市)と八重山平和祈念館(石垣市)、ひめゆり平和祈念資料館(糸満市)、対馬丸記念館(那覇市)の4館は8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、10~24日まで臨時休館すると発表した。4館の休館で、団体予約のキャンセルが計100件以上となり、修学旅行が大半を占める。戦後75年の節目に平和学習の機会が失われることに、施設関係者は「すごく残念だ。(平和学習に)関心を持たれなくなるのでは」と危惧した。

 ひめゆり平和祈念資料館では今月、約100件の団体が予約をキャンセルした。このうち約半数が来館の延期を検討しているという。同館は展示物などの刷新準備を進めている。

 同館の前泊克美学芸員は「3月から一般の入館者も減っている。一日も早く終息してほしい」と願った。また、「来県を延期しても、早ければ秋になるかもしれない。そのときにすでに別の修学旅行団体の予約が入っている」と影響が続くことを懸念した。

 県平和祈念資料館は当初6月に戦争の語り部功労者に対して感謝状の贈呈式などを計画していたが、今後日程を見直すという。



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