従業員が感染したタクシー会社が営業休止


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 沖縄県タクシー・ハイヤー協会の関係者によると、10日に感染が確認された中部保健所管内在住の60代男性と、7日に感染が判明した70代男性は嘉手納町に所在するタクシー会社の同僚。一連の事態を受けたタクシー会社の社内調査に対し、70代男性は体調不良を訴える2、3日前の3月下旬に関西方面からの客を乗せたと証言した。この際にはマスクを着用し、乗客が降りた後に消毒をしたと話していた。

 これと同時期に、タクシー会社に所属する別の運転手が新型コロナの感染が確認された2人が酒席を共にするのを目撃していたという。

 タクシー会社は最初に感染者が出た7日の時点で営業を休止した。同協会は来週にも役員が集まって今後の対応について協議するという。