沖縄防衛局は16日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた業務に携わっていた受注業者に勤務する60代男性従業員(名護市)1人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。
受注業者からの報告を受け、17日は状況の整理を行うため、辺野古移設に関する全ての工事を中断する。
感染した従業員は、別の感染者と勤務外で行動を共にしていたという。受注業者はこの従業員と同じ建物で働いていた従業員について、濃厚接触の可能性があるとして自宅待機をさせている。建物も消毒したという。
防衛局は「引き続き受注者や保健所などの関係機関と連携し、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けて適切に対応していく」と述べた。