沖縄県内主要企業 採用計画見直し拡大 選考日程変更29社中11


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 新型コロナウイルスの感染拡大で、沖縄県内企業の間にも2021年度新規採用計画に見直しの動きが生じている。琉球新報が県内の主な企業29社に聞き取りしたところ、選考日程を遅らせるなどの変更が「ある」と答えた企業が11社(37・9%)、「検討中」が3社(10・3%)だった。

 試験方法も、感染拡大防止で「3密」を避ける形が模索されている。従来の対面式の面接からウェブ面接への切り替えを決定、検討している企業は12社(41・3%)だった。

 採用予定人数については多くの企業が「当初予定から変更なし」としているが、サンエーは「新型コロナウイルスの影響で見通しが難しく慎重に採用活動をする必要がある」と回答。緊急事態宣言の全国拡大など経済への影響は長期化してきており、先行きの不透明さが企業の採用方針に影を落としてくる可能性もある。

 13~16日に県内33社にアンケートし、29社から回答を得た。県内企業売上高ランキングや就職志望ランキングなどを基に、業種ごとに主な企業を抽出した。