日本トランスオーシャン航空(JTA)は21日、23日~5月6日にJTAと琉球エアーコミューター(RAC)が運航する沖縄県内空港の発着便について、15路線485便を追加で減便すると発表した。
約8割が大型連休中の5月1~6日に集中し、同期間は羽田―宮古、羽田―石垣、関西―石垣、那覇―小松、那覇―岡山、那覇―奄美の6路線は運休となる。
JTAは「全国的に緊急事態宣言が発令され、旅客需要の減少も踏まえた措置」と説明している。
5月1~6日の間、那覇と離島間の航空路線も減便が増え、那覇―石垣間はJTA運航便の57%、RAC運航便は100%の減便となる。那覇―宮古間はJTAが50%、RACが33%減便する。
JTAによると、航空物流には、大きな影響はないとしている。
新型コロナウイルス感染症の影響などを受け、JTAとRACは3月から減便を始めた。今回発表された期間も含めると、県内空港の発着便は3月からの累計で1687便の減便となる。
日本航空(JAL)も同日に全国の追加減便を発表し、23~30日に7路線で99便、5月1日~6日に16路線で470便を減便する。そのうち県外と宮古、石垣を結ぶ路線は運休となる。