認可外保育園「補助、焼け石に水」 認可園との格差訴え


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 新型コロナウイルス感染症で経済的な影響を受けている事業者への支援として、認可外保育園に沖縄県が独自に支給する10万円の支援金について、県認可外保育園連絡協議会の末広尚希会長は「焼け石に水だ。認可の有無で通う子どもに格差を付けないよう、認可外園の経営を支えてほしい」と訴えた。

 保育園は臨時休園すると利用料の保護者負担を日割りで減免する。認可園の運営者にはその分が国から補塡(ほてん)されて収入は変わらないが、認可外は対象外となる。多くの認可外園が厳しい状況にあるといい「感染が広がる危険性もある。園を持続させながら休園できるようにしてほしい」と訴えた。