認可外保育園、収入減の一部を補塡 沖縄・那覇市が独自で実施 通常保育休止や登園自粛で


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 那覇市が認可外保育園に対して、通常保育休止や登園自粛による収入減の一部補填(ほてん)を、市独自で実施することを検討していることが23日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う登園自粛などで認可外保育園も経営面で影響を受けており、認可園と同様に支援することが目的。

 市内の認可外保育園は79園で約2千人が通っている。補填期間は4月から通常保育休止などが続くまでを予定する。額は一律ではなく、休んだ園児の数や返金した保育料などに応じて段階を設けることを検討している。

 現在、予算額などを試算している。事業の詳細は月内をめどにまとめるという。