沖縄バス60代運転手がコロナ感染 13日まで読谷線などに乗務


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沖縄バスの車両=2018年撮影

 沖縄バス(沖縄県那覇市)の60代男性運転手が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になっていたことが25日、分かった。同運転手は今月13日まで、那覇バスターミナル(BT)と読谷村を結ぶ系統番号28番などの路線バスに乗務していた。14日以降は乗務していない。

 60代男性運転手は14日に体調不良を訴えて休暇を取り、22日夜に感染が確認された。同社は運転手が所属する那覇営業所のバス全車両や関係施設を消毒し、濃厚接触者を出勤停止と自宅待機にさせるなどして、23日の始発便から通常通り路線バスを運行している。

 沖縄バスはホームページ(HP)で、感染した運転手が4月3日から13日までに乗務した路線を公表した。28番の読谷線の他に、系統番号27番、29番、92番、93番、228番の一部路線に乗務していた。【琉球新報電子版】