経済

県産土産品、ネット上で販路開拓へ 人気「Vチューバ―」が協力 沖縄の土産品店と全国の消費者つなぐ

土産物品店の県産品在庫を販売するために立ち上がる特設ページのイメージ

 観光客が途絶え、行き場を失った県産土産品の在庫解消を手助けしようと、ウェブページ作成などの「楽しいメディアカンパニーOKINAWA」(那覇市、かわさき力哉代表)が、ネット上で新たなサービスを開始する。

 タッグを組むのは美少女CGキャラクター「根間うい」。開始から約1年で約5万人のチャンネル登録者を集める人気の「Vチューバー」だ。バーチャル世界から県産品の新たな販路を開拓し、実店舗が開けられない土産品店の窮地を救う。

 かわさき代表は大手通販「アマゾン」に県産品を卸す独自のルートを持ち、自社のeコマース(ネットショッピング)サイトでも県産品を取り扱う。新型コロナウイルス感染症の影響で休業を余儀なくされている沖縄の土産物品店と、県産品を購入して支援したいと考える全国の消費者をつなぐことを計画する。

 新たなサービスの流れは、動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」で「根間うい」が県産品の支援を呼び掛け、特設ページに誘導。商品の注文が入ると、楽しいメディアカンパニーが土産物品店に発注して商品を買い取り、発送する。土産物店とは無料で提携する。消費期限の近くなった食品や雑貨などを詰め合わせた福袋方式で販売していく計画だ。

 コラボする「根間うい」は、県内のゲーム開発企業あしびかんぱにー(片桐芳彦代表)が手掛ける「沖縄ご当地VTuber(バーチャル・ユーチューバー)」。沖縄の文化や観光地を紹介する動画を配信し、100万回近く再生される動画があるなど「集客力」が見込まれる。

 かわさき代表は「ネット空間を使って県産品を多くの人に届けたい。県産品の魅力を知らない人に向けても発信していきたい」と意気込んでいる。

 県産品支援の動画は28日以降、「おきなわ部」サイト(http://okinawaclub.jp/okinawa_products_support/)で公開される。

(池田哲平)



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