【名護】警察官の新型コロナウイルス感染を防ごうと名護市立名護中学校3年の眞榮田弥士(ひさし)さん(14)が20日、手作りマスク50枚を名護署に寄贈した。「24時間、老若男女問わず対応する警察官にこのマスクを着けてもらい身を守ってほしい」と話した。
眞榮田さんは3月、マスクが入手できなかった体験から「同様に困っている人に渡したい」と手作りを始めた。作り方を調べて小遣いで不織布やゴムを買い、試行錯誤を重ねて作った。
山内敏雄署長は「署員用のマスクも不足している。配布して治安維持に生かしたい」と感謝した。早速着用した地域課の大城和花子巡査(23)は「圧迫感がなく着けやすい」と喜んだ。
眞榮田さんは13日、名護市にも70枚を寄贈した。