夏休み短縮を検討 休校続くなら土曜授業も検討 沖縄県教委


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 新型コロナウイルス感染症予防策で沖縄県立学校の臨時休校が再延長されたことを受け、県教育委員会は県立学校の夏休みを旧盆前後の約1週間に短縮する案を検討中だ。2週間程度の延長なら夏休み短縮で済むが、これ以上の休校は授業時数確保のため土曜授業も検討せざるを得ないという。

 県立学校の休校期間は最短でも1カ月半となる見込み。県教委は遠足や芸術・音楽鑑賞会などの行事を取りやめて通常授業に振り替えるなど、授業時数の確保に腐心している。教員が授業できる時間を確保するため、教員向けの研修の精査や縮小を進めている。

 それらの取り組みを行った上で、休校延長が2週間程度で済めば、夏休み短縮で授業時数が確保できる見込み。しかし2週間を超えれば、夏休み短縮だけでは授業時数が確保できなくなる。土曜授業は教員の代休確保など、さまざまな問題に直面する。県教委の担当者は「これ以上の休校は非常に厳しい」と、事態の早期収束を願った。