南城市玉城ののどかな住宅地にたたずむ老舗のタイ料理レストラン「シャム」。トムヤムクンやカレー、タイ風チャーハンのカオパッなど、本場のタイ料理を味わうことができ、香辛料の香ばしい香りが食欲をそそる。
店主の井上康さん(64)と妻でタイ出身の井上タノームワンさん(59)が店を切り盛りする。今年で創業26年目を迎え、客の8割は常連客。県内各地から客が訪れ、ディアマンテスのアルベルト城間さんも常連客の一人だ。「初めてのお客さんも、お店に来たら常連になってくれる」と笑顔で語る。
テークアウトは23品と豊富だが、康さんは「本当は出来たてを食べてほしいが、コロナだから仕方がない」とこぼす。以前からテークアウトは可能だったが、環境問題を考えて勧めなかった。タノームワンさんは「使い捨てのプラスチック容器を使うので、ごみが増える。できればタッパーなどを持参してきてほしい。常連のお客さんは持ってきてくれる」と笑った。
所在地は南城市玉城富里136の1(マップはこちら)。対応時間は午前11時半~午後2時半と午後5~8時。毎週月曜と第4日曜が定休日。問い合わせは(電話)098(948)2057。