飲食店の配達代行を開始 ウェブサイトで注文、自宅へ ブルースタイル沖縄


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県の謝花喜一郎副知事(中央)に医療用マスクなどを寄贈するブルースタイル沖縄の仲里信秀会長(左)=11日、県庁

 マリンレジャーやウェブ広告制作のブルースタイル沖縄(那覇市)の仲里信秀会長が11日、沖縄県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、医療用マスク3万枚と使い捨て手袋6千枚、フェースシールド480枚を寄贈した。

 同社は新型コロナウイルスの影響で収入が減少した人を雇い、県内飲食店のテークアウト商品を自宅に届けるデリバリーサービス「沖縄宅配.com」を始めており、収益で医療機関の必要とする備品を購入し寄贈する。仲里会長は「継続的に医療機関を支援し、県内の雇用もサポートしていきたい」と話した。

 「沖縄宅配.com」は県内各飲食店のテークアウト商品をウェブサイトで注文でき、スタッフが自宅に届ける。配達代金は飲食店舗から6キロ以内が500円、以降は1キロ当たり100円。注文受け付けと宅配のスタッフは、新型コロナの影響で職を失った人などを募集する。

 サイトに登録する飲食店は商品価格の10%を手数料として支払う。現在、那覇市内の7、8店舗が参加し、宅配サービス対象区域は那覇市、浦添市、豊見城市、宜野湾市、南風原町となっている。飲食店やスタッフを募集している。問い合わせはブルースタイル沖縄(電話)098(996)2640。