【名護】日本に分布するセミの中で最も小さいといわれるイワサキクサゼミが8日、名護市の屋我地島で鳴いているのが確認された。
イワサキクサゼミは体長1・5~2センチ程度のセミで、以前は宮古島、八重山と南部の一部に生息していたが、少しずつ生息域を本島各地に広げ、屋我地島で生息しているのが確認されている。
「ジーチッチッチ」という鳴き声が特徴で、名護市にある「ホールアース自然学校沖縄校がじゅまる自然学校」(小林政文代表)も4月27日のオンラインエコツアー動画で紹介している。
小林代表は「奥武島(名護市)という屋我地と名護をつなぐ小さな島を歩いていたら見つけました。指くらいの小さなセミが鳴いている様子で、こんな時だからこそ外の時間を味わってほしいと思い、エコツアーライブと生き物を両方載せています」と紹介している。
動画はユーチューブチャンネル「ホールアースエコツアーLIVE」で検索。
(喜納高宏通信員)