陰性の退院女性が再びコロナ陽性 新規か再燃かは判断保留


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 沖縄県は17日、今月1日に退院し、健康観察中だった那覇市の60代女性に再び陽性反応が確認されたと発表した。陰性として退院した患者に再び陽性が検出された事例は今回が初めて。

 女性は4月5日に発症、10日に入院した。その後、2回のPCR検査で陰性となり退院基準を満たし今月1日に退院した。ところが16日の検査で再び陽性反応が確認されたという。

 現時点で濃厚接触者は同居者1人。女性について、県は現時点では新規感染したのか、ウイルスが残っていて再燃したのかについては判断を保留している。このため県は、新型コロナウイルスの新たな感染者はこの日も確認されなかったと発表した。【琉球新報電子版】