6月1日から通常授業へ 沖縄県教委が通知 部活動も段階的に再開


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 沖縄県教育委員会は18日、県立学校長と市町村教委宛てに通知を出した。21日の学校再開後から今月末まで実施される分散登校の方法、6月1日から一斉登校による通常授業となることを示した。部活動についても同1日から14日までの期間中、段階的に再開するとした。小中学校もこれらに沿うと見込まれる。

 通知では分散登校の実施方法について、集団感染のリスクを高める密閉、密集、密接の状況が重ならないことを強調した上で、感染対策の徹底を呼び掛けた。また最終学年の児童生徒が優先的に学習できるよう求めている。健康に不安がある児童生徒も出席の扱いが不利にならないよう、柔軟な対応をするように示した。

 来月1日以降の部活動については平日に90分程度、休日などは2時間程度とし、早朝の練習をしないよう求めている。可能な限り屋外での実施を呼び掛け、屋内で活動する際には、体調などに考慮しながらのマスク着用が望ましいとしている。

 近距離での接触や呼気が激しくなるような運動については、当面の間、距離を取って行うことができる活動に変更することなどが求められた。