那覇・屋台村が無償で弁当 休校の子へ22店舗協力


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休校中の食事を支援する「おうち弁当」を受け取る子どもたち=19日、那覇市牧志の国際通り屋台村

 【那覇】沖縄県那覇市牧志の国際通り屋台村(山城淳村長)は、18日から20日まで地域の子どもたちに1日100~200食の弁当を無償配布している。

 休校などで給食がなく、影響を受けるひとり親家庭や共働き世帯の子どもたちを励まそうと、屋台村の22店舗が協力した。

 19日は雨が降りしきる悪天候の中、子どもたちが訪れて弁当を受け取っていた。20日も正午から約150食のしょうが焼き弁当を配布する。

 那覇市の高江州康成さん(14)と廉さん(11)の兄弟は「本格的な味でおいしかった」と笑顔で話した。屋台村の和田紘明さん(33)は「子どもたちにおいしい弁当を食べて笑顔になってほしい」と満足そうに語った。

 屋台村は21日から営業を再開し、6月には農産物などの生産者を支援する取り組みも予定している。(喜納高宏通信員)