航空会社から県立病院へ 100人の応援メッセージ、紙飛行機に乗せて


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篠﨑裕子八重山病院長(中央)に横断幕を贈った琉球エアーコミューター石垣空港所の宇根裕美さん(左)と岩崎浩典さん=13日、同病院

 【石垣】日本トランスオーシャン航空(JTA)・琉球エアーコミューター(RAC)石垣空港所は13日、新型コロナウイルスに対応する県立八重山病院に横断幕を贈った。横断幕を縁取る約100羽の紙飛行機には職員一人一人による応援メッセージが書き込まれ、医療従事者への感謝の気持ちを伝えた。

 紙飛行機は約100人の職員が一人一人折った。「石垣島の安全、健康を守っていただいていることに感謝です」「しかいとぅみーふぁいゆー(ありがとう)!!」などのメッセージを寄せた。
 横断幕を制作した宇根裕美さん(41)は「実際にメッセージを書いていると感謝の気持ちが湧いてきた。全スタッフとも同じ気持ちで取り組めたと思う。ささやかだが、少しでも励みになってもらえたら」と話した。

 篠﨑裕子院長は「手作りの横断幕でうれしい。現状は落ち着いているが、第2波が来るかもしれないので力を蓄えたい。最善を尽くすので、これからも応援してほしい」と語った。