沖縄戦の「捕虜」体験談を募集 来月10日締め切り


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 激しい地上戦から逃れ、山中や壕に隠れていた住民は徐々に米軍に捕らわれ、各地の収容地区(収容所)に送られます。

 多くの住民は米軍に捕まることに強い恐怖を感じていました。「捕虜になれば殺される」という話が広まっていました。「捕虜になることは恥だ」という考えも根強かったのです。

 それでも、米軍の進攻で極限状態に追い込まれた住民は「捕虜となる」道を選びます。収容地区でも飢えや病気に苦しみました。

 いつ、どのような形で米軍に捕まりましたか。そのとき、何を感じましたか。体験談をお寄せください。連載「読者と刻む沖縄戦」で紹介します。名前、年齢、住所、連絡先(電話番号など)をお書き添えの上、〒900―8525、那覇市泉崎1の10の3、琉球新報社編集局社会部・沖縄戦体験係までお送りください。ファクスは098(865)5222です。

 字数の制限はありません。1枚のはがきでも結構です。締め切りは6月10日です。問い合わせは(電話)098(865)5158。皆さまの体験記をお待ちしています。