教育

ラジオ空手で免疫力アップ 那覇・泊小教諭、動画配信で児童応援

ラジオ空手で子どもたちにエールを送る泊小学校教諭の長嶺文士郎さん(動画投稿サイト「ユーチューブ」の動画より)

 新型コロナウイルスの影響で休校が続く子どもたちを元気づけようと、沖縄県那覇市立泊小学校教諭の長嶺文士郎さん(43)は「ラジオ空手」を動画投稿サイト・ユーチューブに配信した。動画では長嶺さんがカラテマスクとなり勇ましい音楽のリズムに合わせて基本の突き、普及型Iなどを披露する。

 ラジオ空手は、沖縄の伝統文化である空手に音楽と指導用音声を加え、ラジオ体操と同じように楽しめる運動教材だ。長嶺さんは世界松林流空手道連盟興道館長嶺空手道場の三代目で、三段を保持する。祖父は松林流空手道開祖の将真さん。「競技の空手だけではなく生涯を通して健康増進につながる空手を子どもたちに広めたい」との思いで、7年ほど前に制作した。


空手を披露する「カラテマスク」こと泊小学校教諭の長嶺文士郎さん(提供)

 休校により子どもたちの生活リズムが崩れ、体力が低下するのを防止するため動画の投稿を決めた。

 泊小の児童は朝の会の前にラジオ空手に取り組む。生徒からは「朝から気合いが入って気持ちが良い」「空手ができて誇らしい」などの声があったという。

 田名真利校長は「ラジオ空手で伝統文化に親しみ、子どもの育成に役立つ」と評価した。泊小学校は21日に一斉登校が再開した。長嶺さんは「早く授業をしたいが、まだ感染拡大も心配だ。ラジオ空手を通して体力を上げて免疫をつけてほしい」と願った。

 ラジオ空手は泊小学校のホームページで公開されている。FM那覇でも13日から毎朝6時半に放送中で、名実ともに「ラジオ空手」になった。
 (長嶺晃太朗)



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