経済

「温めると焼きたて」液卵使った卵焼き発売 コロナで余剰、活用へ 前田鶏卵

 卵卸売の前田鶏卵(那覇市港町、前田睦己社長)は6月1日から、新型コロナウイルスの影響で行き場を失った液卵を卵焼きにしたパック商品「まえだのたまご焼」を販売する。

 砂糖や添加物は使用せず、かつおだしを利かせたシンプルな風味に仕上げた。前田社長は「栄養価が高い卵を食べて、免疫力を高めよう。レンジで温めるとまるで焼きたてだ」と語った。

 通常、農家から買い受けた卵のうち65%を一般家庭向け、35%を加工用に出荷している。新型コロナ対策に伴う外出自粛で家庭向けの需要は1割増えたが、加工用は県内ホテルや土産菓子メーカーなどの注文が停止し、販売が激減した。

 同社は4月に加工用卵をゆで卵にして無償配布し、在庫を消化していた。ただ、ひび割れ卵からなる液卵は配布できなかった。

 液卵は県鶏卵食鳥流通センター(うるま市)から無償提供してもらったことで、1パック(Mサイズ2・5個分相当)50円(税別)の価格で販売する。県内量販店で、8月末まで取り扱いを予定する。



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