「三線の音、コロナに負けぬ」ライブを毎晩ネット配信 恩納村観光協会、6月7日まで 東京のイベント中止乗り越え


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三線などの演奏を披露する県立芸術大学琉球芸能専攻OB会のメンバーたち=29日、恩納村ふれあい体験学習センター

 【恩納】新型コロナウイルス感染拡大防止で中止になった東京都でのイベントの代わりに、沖縄の魅力を発信しようと、沖縄県恩納村観光協会などは「おうちでかちゃーしー!ONLINE LIVE」と題して演奏のネット配信に取り組んでいる。6月7日まで、毎日午後8時から三線の演奏などを世界に向けて発信している。

 中止になったのは東京都のサンシャインシティで開催予定だった「第12回サンシャインシティ沖縄めんそーれフェスタ」。映像は村ふれあい体験学習センターで撮影し、イベントに出演予定だった県立芸術大学琉球芸能専攻OB会らが演奏を披露する。土曜日と日曜日の配信ではエイサーの披露もある。

 初日の29日は「てぃんさぐぬ花」や「オジー自慢のオリオンビール」など民謡や定番曲を三線やギターで演奏した。初日は約400人が生配信を視聴した。自身も出演する村観光協会の名城一幸事務局長は「沖縄はコロナに負けずに頑張っていることを発信していきたい」と強調した。

 演奏は動画共有サイト「ユーチューブ」で配信する。同サイト内チャンネル「サンシャインシティ沖縄めんそーれフェスタ」(https://www.youtube.com/channel/UCBKzKTKQDnbsAaCMdUsl18A)で視聴できる。【琉球新報電子版】