新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、第13回県議会議員選挙の開票作業が7日、各地で行われた。那覇市・南部離島区の開票所である那覇市民体育館では入り口を常時開放したり、全員にマスク着用を義務付けたりするなど、感染予防対策が講じられた。
消毒液が置かれた入り口のテーブルには手指の消毒やマスク着用など、予防対策を呼び掛ける紙が貼られた。職員らはマスクを着用して開票作業を進めた。
同市選挙管理委員会では2018年の県知事選から候補者の名前を自動で読み取り、分類する機械を導入。開票作業の効率化が可能になり、事務従事者数は4年前の前回県議選より約100人少ない248人となった。結果として人の密度は下がったという。