「一本化が勝利につながった」 宮古島市区・国仲昌二さんが初当選 オール沖縄が1議席を守る 県議選


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
カチャーシーを踊って、当選した喜びを爆発させる国仲昌二さん=7日午後10時42分、宮古島市平良下里の選挙事務所

 玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢の宮古島市区候補として、選挙戦に挑んだ新人の国仲昌二さん(59)=無所属=が初当選し、県政与党の1議席を守り切った。

 当初、オール沖縄勢として現職の亀浜玲子さんも出馬に意欲を示していたが、告示まで1カ月を切って一本化し、分裂を回避した。立候補した3人の中で唯一、宮古島への自衛隊配備に反対してきた。

 当選確実の報が流れると、市平良の選挙事務所は拍手と歓声が響いた。国仲さんは「一本化が勝利につながった。この流れでオール沖縄から市長を誕生させる。県議として宮古島の課題解決に取り組む」と決意を語った。