銘苅そば自己破産へ コロナ関連で沖縄県内2例目


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自己破産申請を準備しているRAIDの運営していた銘苅そば=11日、浦添市伊祖

 帝国データバンク沖縄支店は11日、浦添市伊祖で「銘苅そば」を運営していたRAID(浦添市、資本金200万円)が、自己破産申請の準備に入ったと発表した。新型コロナウイルスの影響で売り上げが急激に落ち込み、4月30日までに閉店していた。負債額は精査中だが、事後処理を担当する弁護士によると数千万円単位となる見込み。

 同支店は、新型コロナウイルス関連倒産の県内2例目としている。

 RAIDは2013年5月に設立し、「つけ麺専門店サザン」を運営していた。19年4月に銘苅そばに店名を変更したが、近隣の新規店舗との競合で経営が悪化した上に、新型コロナによる外出自粛などの影響で売り上げが急激に落ち込んだ。事業継続のめどが立たなくなったことから自己破産を決めたという。弁護士によると現在は債権者に通知している段階で、自己破産を申請するのは7月になる見込みという。