中体連、那覇地区大会を独自開催へ 宮古、島尻も前向きに協議


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 第47回沖縄県中学校総合体育大会の中止を受け、県那覇地区中学校体育連盟は11日までに、延期となっていた地区大会の独自開催を正式に決定した。7月25日から9月22日の間で各種目の大会を進める。これまでに4地区が正式に開催を決めた。残り宮古と島尻両地区も開催の方向で協議しており、宮古は12日、島尻も17日には最終判断をする見通し。

 新型コロナウイルスの影響により県総体は中止となったが、那覇地区中体連は地区大会開催に向けて地区内学校長宛てにアンケートを実施した。役員らは10日の会議で調査結果を基に開催を判断し、各校長に通知した。

 当初計画していた種目全て開催する方針。多くは8月22日から9月22日の期間で実施する。施設の関係で体操と新体操は7月25日、テニスは8月1日から始める。バドミントンも同日の開催を検討している。

 那覇地区中体連の新垣泰司理事長は「安全が何より大事。その時の(感染)状況で中止もある」とした上で「全校長の意向もあり開催を決めた。県大会が中止になり目標を失った思いもあるだろうが、保護者や地域に支える人はたくさんいる。健康管理を徹底して、地区大会では全力を尽くして最高のパフォーマンスを見せてほしい」と期待した。