40キロの大物も…読谷でガーラ豊漁 旬の味「栄養と元気つけて」


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水揚げしたばかりのガーラ。漁師は「ずっしりして重たい」と話す=15日、読谷村都屋漁港

 【読谷】旬の魚を食べて、新型コロナを吹き飛ばせ―。沖縄県読谷村の都屋漁港で15日午前、読谷沖の大型定置網で取れた約1・5トンのガーラ(和名ロウニンアジ)が水揚げされた。総数は約100匹で、平均体長は80センチほど。中には全長1メートル、重さ40キロを超える大物もあった。

 鮮魚を手際よく3枚におろしていた、村漁業協同組合の金城肇組合長は「新型コロナでまだまだ自粛ムードが続くが、おいしいガーラを食べて栄養と元気をつけてほしい」と笑顔で話した。

 ガーラは今が旬。都屋漁港では例年7月中ごろまでが収穫の最盛期となる。漁師がおすすめする食べ方は刺し身や煮付け、おつゆなど。取れたてを隣接する漁協直売店で販売する。新型コロナ対策として屋外に臨時の販売所を設ける予定。問い合わせは直売店(電話)098(957)0225。