「マブヤーでんき」電気料金でヒーロー応援 なはエネルギー新サービス


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
「マブヤーでんき」をPRする琉神マブヤー(なはエネルギー提供)

 新電力のなはエネルギー(沖縄県那覇市、村上ゆかり社長)が、電気料金の支払いを通じて「琉神マブヤー」の活動を応援する「マブヤーでんき」サービスの申し込み受け付けを12日に開始した。利用者が支払った電気料金の一部を使い、琉神マブヤーの子育て支援など、地域活動を展開し、新たなコンテンツを制作する。

 琉神マブヤーを運営するシーズライブ(那覇市、渋谷征代加代表)とパートナーシップ契約を締結した。村上社長は「電気料金を削減するとともに、実質負担なしでマブヤーの活動を応援できる。地域の子どもたちを元気にするような活動をしていきたい」と話した。

 なはエネルギーは那覇市の企業を中心に54社が出資し、2019年3月に設立した。エネルギーの地産地消を目指しながら、電気料金の一部を地域の子どもたちの成長をサポートする仕組みづくりに還元する活動を掲げている。

 電源は沖縄電力が卸販売する電力を利用。なはエネルギーは、小売電気事業者として登録されている「くるめエネルギー」(福岡県)の取次店として、顧客対応などを担う。