沖縄県議会は16日、7日の県議選での当選者からの会派届け出を締め切った結果、7会派が届け出た。県政与党は社民党と社大党に所属する議員と無所属議員でつくる「沖縄平和ネットワーク」(8人)が最大会派となった。社民と社大が統一会派を組むのは第12期に続き2度目。改選後初となる6月定例会は30日開会予定で、開会日に決定する議長は同会派から選出される公算が大きい。
改選前に3会派だった与党は4会派となった。無所属議員でつくる「おきなわ」は3人会派として存続する。共産は6人から7人となった。一方、改選前に「おきなわ」の会派長だった瑞慶覧功氏は無所属の山内末子氏らと「てぃーだネット」(7人)を結成した。同会派には県議会で初議席を獲得した立憲民主の喜友名智子氏や政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」の翁長雄治氏ら新人議員5人も加わった。
野党の「沖縄・自民党」は改選前より5人増え19人となった。中立会派の公明党は4人から2人となり、無所属の会は引き続き2人となった。
新たな県議会の与野党構成は与党25人、野党19人、中立4人となっている。