県給付金対象を全業種に拡大 第4次補正で限定支給を解除


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 県が新型コロナウイルス対策として総額約250億円を盛り込んだ2020年度第4次補正予算案の概要が17日、分かった。経済対策「うちなーんちゅ応援プラン」に32億4800万円を充て、県が求める新型コロナ対策のガイドラインの作成事業者に協力金10万円を支給する。これまでの県の現金給付策は飲食店や小売業者に限定されていたが、今回は全業種に拡大する。

 このほか、新型コロナ患者を受け入れた否かにかかわらず全医療機関と介護事業者に慰労金を支給する。予算は数百億円規模。補正予算案は30日開催の県議会6月定例会に提案する。

 県は17日、県議会の与党県議に補正予算案を説明した。県は1日にも第3次補正を専決処分しており今回と合わせ対策費は総額約905億円に上る。第4次補正の原資は12日成立した国の第2次補正予算から支出される交付金を活用する。