コロナ第2波にどう備えたらいい? 警戒レベルに応じた対策の詳細 まん延で自宅待機も


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 沖縄県は2日、新型コロナウイルス感染症の警戒レベルの判断基準と対策の実施例を発表した。4段階の警戒レベルが設定され、入院患者数や新規感染者数など7項目の指標に加え、県外・海外の感染状況や県内の医療体制の実情などを踏まえた上で、総合的に対策などを判断する。各地域の流行状況も勘案しながら、渡航自粛要請など感染防止対策の実施内容を決める。

 警戒レベルが発生早期の第1段階では3密(密閉、密集、密接)を徹底的に避け、新しい行動様式を徹底した上での外出を求める。流行警戒期の第2段階は第1段階の要請に加え、クラスター(感染者集団)が発生している業種や、接待・接触を伴う飲食店などへの出入りを控えるよう要請する。感染流行期の第3段階は不要不急の外出自粛を要請する。感染まん延期の第4段階は自宅待機を求め、スーパーなどへの外出も最大限控えるよう要請する。

 店舗などに関して、第1段階は3密の注意呼び掛けを徹底し、第2段階はクラスターが発生している業種や接待・接触を伴う業種などへ休業要請を検討する。第3段階は第2段階の要請に加え、飲食店に酒類提供は夜7時まで、閉店を夜8時までにするよう協力依頼する。第4段階は幅広く休業を要請する。

 イベントは、第1段階は「新しい生活様式」の徹底などを定めた、県主催イベントなどの実施ガイドラインに基づき開催し、第2段階は感染状況により開催規模の縮小や期間短縮などを検討する。第3段階は県主催イベントの中止または延期、第4段階は全てのイベントを中止・延期とする。

 学校は第1段階は感染者が発生した学校は臨時休業とし、感染者が出ていない学校は通常通りの教育活動とする。その後、段階的に分散登校や臨時休業とする。

 公共施設も第1段階は通常の施設運営とする。その後は段階的に閉鎖する。