座り込み抗議、7年目の七夕 辺野古新基地建設


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米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込み、抗議活動を続ける市民ら=6日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で市民らは6日、キャンプ・シュワブのゲート前で抗議活動を展開した。座り込み日数を示す看板は「2192日」となり、7日で7年目に突入する。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「今でも老骨にむちを打ちながら現場に来ている人たちがいる。さまざまな感情が込み上げてくる」と語った。

 ゲート前では約30人の市民らが座り込み、「違法工事を止めろ」などと声を上げ抗議した。防衛局は工事に使用する資材の搬入作業を進め、計229台の車両が資材を搬入した。名護市安和の琉球セメント桟橋前、本部町の本部港塩川地区では資材搬出が続けられた。山城議長は「技術的に不可能だと言われている新基地建設を、政府が断念するまで声を上げ続けたい」と決意を新たにした。