目撃のパラシュートはレジャー用か リゾートホテルが可能性を示唆


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 【名護】名護市豊原の沖合付近で5日にパラシュートの降下が目撃された件で、同市安部のリゾートホテルは7日、本紙取材に対し「断言できないが時間や場所、形などからパラシュートは当リゾートのものだった可能性が高い」と答えた。米軍の訓練海域付近であることから、米軍の可能性があるとみられていた。

 同ホテルと委託業者によると、レジャーとして提供するパラセーリングを5日午後5時前ごろ、客2人が利用した。船で2~3キロ沖に出て、客が装着したパラシュートを約10分ずつロープでけん引した。業者は「風の状況でリーフ内で飛ばせない時は沖に出る。実施した場所は豊原から見える方角。目視では陸地近くに見えたのかもしれない」と話した。