複数の感染が確認された基地内で英会話教室 地元住民も参加 コロナ感染判明の前日


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 複数人の新型コロナウイルス感染が確認されたキャンプ・ハンセン(沖縄県金武町)で7日、同基地所属の海兵隊員による、地元住民を対象とした無料の英会話クラスが開かれていたことが分かった。

 8日に在日米海兵隊のホームページに掲載された記事によると、クラスには住民と同基地所属の隊員ら計20人が参加した。参加者は受講中のマスク着用が義務付けられ、講義前には検温と名前の記入が行われたという。

 英会話クラスは2016年から続いていたが、今年は新型コロナの感染拡大防止のため3月中旬以降は休講となっていた。今後もクラスを続けるかについて海兵隊は9日午後時点で発表していない。

 キャンプ・ハンセンでは、8日に複数人の感染が確認された後、同日夜から9日午前9時半ごろまでゲートが閉鎖されていた。