お酒注文で沖縄旅行が当たる! 首都圏の沖縄料理40店、来月14日までキャンペーン


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「今こそ、沖縄!キャンペーン」のポスター

 【東京】首都圏の沖縄料理店でネットワークをつくる「東京 島のわ通信」は15日から、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ需要の回復と沖縄観光のPRを図る「今こそ、沖縄!キャンペーン」を始める。店でアルコールを注文すると沖縄旅行や泡盛などが当たる賞品を付け、来店促進につなげる。「島のわ通信」参加の料理店約40店で、8月14日まで実施する。

 抽選はスマホで応募する方式で、キャンペーンが終了しても継続して沖縄に関する情報の配信を予定する。沖縄に関心がある層に情報発信でき、沖縄への観光誘客につなげる効果も期待している。

 島のわ通信によると、新型コロナの影響で首都圏の沖縄料理店は2月中旬から需要が急減し、緊急事態宣言解除後もあまり回復していないという。ランチの需要は5~8割、夜の時間帯は3~5割ほどしか戻っていない。閉店する店舗も20店以上出ている。

 島のわ通信は、沖縄料理店経営者から「このままでは大変」「閉店がもっと増える」との悲痛な訴えを受けキャンペーンを企画した。増山徹総合プロデューサーは「他の居酒屋と違い、沖縄の農水産物を使っている。沖縄の雰囲気が楽しめ、観光をPRする拠点の意味合いもある」と店舗支援の意義を強調した。

 キャンペーンには、沖縄観光コンベンションビューローと沖縄ツーリスト、オリオンビール、JAおきなわ、比嘉酒造が賞品提供などで協力している。