クラスター発生の普天間飛行場とキャンプハンセン 出入り人数を制限 基地外活動を禁止


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基地内に入った車両の運転手に検温を実施する米兵ら=11日、金武町の米軍キャンプ・ハンセン

 在沖米海兵隊は普天間飛行場とキャンプ・ハンセンで「クラスター(集団感染)」が生じていると認めている。2基地で「準待機措置」として出入りする人数を制限している。

 また海兵隊全体の行動制限も12日追加し、基地外での活動を原則禁止にした。基地外で病院の受診や銀行、料金の支払いなどが必要な場合は基地の承認が必要となる。

 県によると、米軍は在宅勤務や自宅待機などで基地従業員の出勤人数も制限している。在日米軍は公衆衛生上の非常事態宣言を8月13日まで延長している。