社会

警備員が小型カメラ 辺野古ゲート前、抗議行動の市民撮影か

制服の胸の部分にカメラを装備した警備員ら=17日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事で、米軍キャンプ・シュワブゲート前の警備を受注するテイケイ(東京都)の警備員が、17日から胸にカメラを装備している。座り込みの抗議行動に参加した市民らは「市民を監視する行為は違法で、人権侵害だ」と抗議したが、警備員がカメラを取り外すことはなかった。

 市民らによると、17日にカメラを装備していた警備員は8人。沖縄平和運動センターの山城博治議長が装備や撮影の目的などについて尋ねたが、答えなかった。

 本紙はテイケイに装備の理由などについて質問したが、担当者不在で回答を得られなかった。沖縄防衛局にも質問したが、17日午後7時までに回答はない。

 人権問題などに詳しい池宮城紀夫弁護士は「デモの参加者を警察が撮影することも人格権の侵害に当たり、違法だ。沖縄防衛局の指示があったのなら、国が民間の会社に違法行為をさせていることになる」と指摘した。

 17日は午前中、雨が降り、名護市安和の琉球セメント桟橋前では目立った作業は確認されなかった。晴れ間が広がった同日午後、同市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では市民約50人が座り込んで抗議した。市民らが新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県警の機動隊に強制排除される前に自主的に歩道に上がると、大型車両が資材を搬入した。



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