新型コロナウイルス感染症に関して、沖縄県教育委員会は児童・生徒や教員に感染者が確認された場合の学校の対応をまとめ、今月10日に各市町村教委に通知した。
通知では、濃厚接触者の特定や消毒に要する期間として5日間程度は「臨時休校」するとしている。その後は、濃厚接触者の人数や状況に応じて濃厚接触者の出席停止、学校の一部または全部の臨時休校措置を行うとしている。臨時休校の範囲は保健所の助言を受けた上で、学校設置者が判断する。
学校で感染者が確認された場合は保健所や学校医、教育委員会と連携し、患者や濃厚接触者のプライバシーの保護や配慮に努めることとしている。学校は感染した児童・生徒の出欠や症状出現、学校での活動状況のほか、欠席者の人数や症状、登校者の健康状況に関する情報提供、濃厚接触者の特定などを保健所に報告するよう求めている。
休校中は部活動も休止し、児童生徒の学習状況や健康状況についても把握するようまとめている。