尖閣中国船、政府の対策求め意見書案可決 沖縄県議会委員会


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 6月定例会中の県議会は20日、総務企画常任委員会(又吉清義委員長)を開き、尖閣諸島周辺海域での中国公船による漁船追尾などに対する意見書案を本会議に提案することを全会一致で可決した。28日の本会議で採決し、可決する見通し。

 意見書案の宛先は内閣総理大臣や外務大臣などで、宮古・八重山地域住民らの生命や安全、領土・領海を守るために、政府に対して中国政府に働き掛けるよう強く求めている。県議会は昨年7月にも、同様の意見書を可決している。