社大委員長に高良参院議員 8月16日に党大会で決定


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高良鉄美氏

 社大党は23日、那覇市の党本部で執行委員会を開き、党相談役で参院議員の高良鉄美氏(66)を次の委員長に充てる人事案を全会一致で了承した。

 県議選の落選を受けて引責辞任する大城一馬委員長(72)の後任として、8月16日の臨時党大会で正式決定する。大城氏の後任を巡っては委員長代行の比嘉京子県議(69)も意欲を示し、一本化の議論が難航していた。最終的には、今年10月に結党70年を迎えるにあたって国会議員を委員長に据えるべきだという意見が大勢を占めた。

 ただ、昨年7月の参院選で初当選し、国会議員としての経験が短い高良氏を委員長に充てることへの反発もあり、挙党態勢に不安を残している。

 大城氏は執行委員会終了後、本紙の取材に「高良氏には党の顔として党の再生、党勢拡大に尽力してほしい」と述べた。