名桜大3年の瑞慶山剛さん(21)が企業の新型コロナウイルス対策用のデスクパーティション(間仕切り板)を製作し、IT企業のフラッシュエッヂ(那覇市、知名健一社長)と協業して販売展開している。オフィスでの感染を防ぐという学生のアイデアの普及を、企業が後押しする。
湿気に強いプラスチック段ボールでパーティションを製作。軽く、卓上に簡単に組み立て設置することができる。既に上間菓子店から注文を受けている。
瑞慶山さんは「コロナから大切な人を守る。多くの企業に使ってもらえるようにコストを抑えた」と語った。フラッシュエッヂの徳永義樹さんは「学生たちの熱い思いが実現するように注文受け付けなどで応援する」と話した。
価格は、デスクの面積100センチ×70センチが1台5千円、120センチ×70センチが1台5300円。いずれも高さは70センチ。計6台以上から販売する。
問い合わせはフラッシュエッヂ(電話)098(866)3900。