沖縄県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が26日、県庁で開かれ、玉城デニー知事は県内の警戒レベルを現在のレベル1の「発生早期」から一段上のレベル2「流行警戒期」に引き上げたと発表した。緊急事態宣言やそれに応じた具体的な対策については、改めて27日以降に対策本部会議を開催し「慎重に判断したい」とした。
県は同日、新型コロナウイルスに新たに6人が感染したと発表した。累計で192人となった。
また、米軍関係について、新たに7人を確認した。内訳は、ハンセン6人、フォスター1人で計236人となった。
第2段階では、接触を伴う飲食店などへの外出自粛や休業要請、感染地域からの渡航自粛要請などが想定されている。玉城知事は27日以降、専門家らとの協議を通じて対策内容について決める考えを示した。【琉球新報電子版】