「流行警戒期」どう対策すればいい? コロナ対策済みの店舗利用を


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 沖縄県が、新型コロナウイルスの県警戒レベルを第2段階「流行警戒期」に引き上げたことに伴う対策は以下の通り。

【外出自粛】

 感染が拡大している地域からの来訪者と長時間の会食や同行などは、健康管理の徹底や「3密」の恐れがある施設の回避など慎重な行動と感染予防を求める。那覇市の松山地域などの「夜の繁華街」での感染が目立ってきていることから、利用店舗が感染予防策を取っているか確認するなどの慎重な対応を求める。若年層への感染が増えてきている中、高齢者にうつる恐れもあるため家庭内でも予防の徹底を求める。

【離島への渡航自粛】

 離島市町村(18市町村)と渡航自粛に関する対応を確認中。

【県外への渡航自粛】

 感染が拡大している地域との往来は、各地域の感染情報も確認の上、クラスター(感染者集団)が発生している場所や地域、3密の恐れがある施設に行くことを避けるなど、慎重な行動を求める。特に感染が拡大している東京都への不要不急な往来は、慎重な検討を求める。防疫体制については旅行者専用相談センター沖縄(TACO)の拡充を図るともに、接触確認アプリや県公式ラインアカウントの利用を促進する。

【休業要請】

 感染拡大防止に自ら取り組む事業者に対して「感染防止徹底宣言ステッカー」を発行する。県民と来訪者に対して、各事業所を利用する際、予防対策のガイドラインに沿った対応をしているかを確認した上での利用を求める。「夜の繁華街」での感染が目立ってきていることから、適切な予防ガイドラインの順守を求める。