琉球海運の船員、那覇でコロナ感染確認 船は欠航し東京で停泊


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貨物船「しゅれいⅡ」

 琉球海運は29日、東京と沖縄を結ぶ貨物船「しゅれいⅡ」に乗船していた40代男性の海上職員が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は25日に那覇で下船し、28日に感染が判明した。同船に乗船していた30代男性の乗組員も下船後に発熱が見られたため、PCR検査を実施し、現在結果待ちだという。

 船はその後東京に向かい、現在、予定の航海をキャンセルして東京に停泊中。現在乗船している乗組員13人の一部が、感染した職員と濃厚接触しているという。船内消毒をした後に、乗組員を入れ替えて那覇に帰港する予定という。琉球海運によると、東京での積み荷搬入前に感染が確認されたため、物流などに影響はない。【琉球新報電子版】