【東京】在日米軍は31日、基地別の米軍関係者の感染者数をホームページで更新した。同日午前9時現在で日本国内の11基地で計127人の陽性が確認されており、そのうち県内は5基地98人だった。
県内の内訳はキャンプ・ハンセン56人、普天間飛行場35人、キャンプ・コートニーとキャンプ瑞慶覧が各1人、嘉手納基地5人。既に陰性になった米軍関係者は人数に含んでいない。
在日米軍は7月20日から基地別の感染者数を公表しており、今回の更新が5度目。ただ、属性や感染経路などの情報は明らかにされていない。
河野太郎防衛相は31日の記者会見で、公表の在り方について改善は必要かを問われ「米軍とそれぞれの保健所の間で情報のやりとりが既に行われており、それ以上必要ない」と答えた。