「島の恵みサンドイッチ」が最高賞 渡嘉敷村、初の持ち帰り料理フェス


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表彰された山岡晴佳さん(左から2人目)、池松来さん(同3人目)、金城雄治さん(同4人目)=7月29日、渡嘉敷村観光協会

 【渡嘉敷】渡嘉敷村内の各飲食店が開発した商品を審査する初のイベント「TOKASHIKI TaKe Out Fes(トカシキ テークアウト フェス)」(渡嘉敷村商工会青年部主催)で、「サニーコーラル」代表の池松来(らい)さんが開発した「島の恵みサンドイッチランチボックス」がグランプリを受賞した。7月29日、村観光協会で表彰式が行われた。村商工会では6月17~30日にイベントを開催し、新商品グルメを募集して出品作品を審査した。

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている村内経済回復の起爆剤にしようと企画した。各地域で機運の高まっているテークアウトグルメのイベントを開催することにより、村内各事業所の商品開発を促し新たな渡嘉敷島の魅力を創出することなどが目的。

 応募・出品資格のある9事業所が開発したグルメを、村商工会で審査員を選出して審議した。

 グランプリ受賞者の池松さんは「島の恵み、島の食材を上手に扱って作るメニューを考えたのが良かった」と笑顔を見せた。

 出品作品を同商工会や村ホームページなどで紹介しPRする。

 他の受賞者は次の通り。

 【準グランプリ】「コク旨バター油そば」(カフェシーフレンドジュニア 山岡勝広代表)

 【特別賞】「マグロ胃袋ガーリックライス」(cafe島むん 金城雄治代表)

 (米田英明通信員)