浦添のJICA施設で感染者受け入れ「支障ない」西村担当相


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 【東京】西村康稔経済再生担当相は4日の会見で、新型コロナウイルス感染者を浦添市のJICA(国際協力機構)の研修施設で受け入れることについて「JICA側では特段支障があることはない。国としては宿泊療養施設として提供する用意がある」と語り、要望があれば貸し出す考えを示した。

 JICA施設の活用を巡っては、玉城デニー知事が3日の会見で「全体的な管理体制に懸念がある」として宿泊療養施設としての活用に難色を示していた。

 西村大臣は、玉城知事から課題を知らせる連絡を受けて確認した結果、利用には問題ないとの認識を改めて示した。

 県が民間施設の借り上げを進め、一定数の確保が見込まれていると語った上で「民間施設の借り上げ状況によって、(JICA施設を)活用いただければと考えている」と述べ、包括支援交付金や地方創生臨時交付金を活用して引き続き県の感染症対策を支援する考えを示した。