沖縄県糸満市教育委員会は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、市内小中学校の夏休みを14日まで延長することを決めた。八重瀬町教委も同日、市内中学校の夏休みを14日まで延長すると発表した。那覇市と南風原町の小中学校は11日から通常登校となる。
糸満市の小中学校と八重瀬町の中学校の夏休みは当初10日までだったが、教職員や児童らの感染が確認されていることから延長した。
那覇市教委は、夏休み明けの11日から通常登校を実施すると各校長や保護者に通知した。理由として(1)県立学校が分散登校しない(2)児童生徒らの感染が少数でほぼ家庭内感染(3)市立小中学校でクラスターが発生せず学校の対策は一定の評価ができる―を挙げた。