3連休やお盆休みを控えた7日、帰省や旅行を目的とした多くの人たちが那覇空港に到着した。新型コロナウイルス感染拡大で、玉城デニー知事は県外からの来県を慎重に判断するよう呼び掛けたが、東京などから訪れた家族連れや観光客の姿が多く見られた。
会社の同僚と東京から来県した20代の女性は「沖縄旅行は何カ月も前に決めていた。ずっと在宅勤務だったのでリフレッシュしたくて、予定通り沖縄に来た」と説明した。女性は「クラスターが発生している場所に行かないように、行動範囲を狭めたい」と強調した。
京都に留学中のブラジル人女性(25)とフランス人男性(27)は、沖縄で新規感染者が増えている情報を知らずに訪れた。女性は「(滞在中)マスクとアルコール消毒液を使えば、問題ないと思う」と話した。